美しい国 日本
食品を買うとまず見るものがある。それがラベル。賞味期限、原材料名、原料原産地名、製造者名、販売者等、そして説明書き。中でも説明書きに見入ってしまう。
あの限られたスペースの中に込められた文字がなんとも面白い。
美味しい場合は「そうね、その通りね」、反面そうでなかった場合は「言い訳(?}」のようにも思えてつい笑ってしまう。と同時に、文章の組み方がきれいだと安心する、きっと内容もきちんとしたものが入っているのだろうと。
きのう買った
山椒の瓶詰めのラベルは・・・
左がラベルのまま、右はこうしたほうがきれいな文章になると思う私の独りよがり。
パソコンで組版をするようになったここ十数年くらい前からこのようないい加減な文章を見ることが多くなった。行頭に「句読点」や「音引き」や「ぎょう促音」があるとオットットと思いませんか?
文章がきれいに流れないと思いませんか?
何でもPCで便利に済まされる時代になっても日本語の見た目のきれいさは今も求められているとわたしはこだわるのです。「禁則処理」って約束事があるのだから、漢字と平仮名の国だからいつまでもきれいであってほしいと願うのです。
ほら、○べさんだって言っていますよね。
「
美しい国 日本」
春の昼下がり、無党派のおばさんはこんなことにこだわっています。
かたわらで抜け毛でボウボウになりつつあるこなつがまどろむ昼下がり。